明日から平成24年度の日本手仕事優品展

今日は明日からの24年度の日本手仕事優品展のための展示替え。 
3時になったら、今までの展示をさぁーっと移動させてお掃除から始まります。 
なぜかみな無口で集中力はすごいです。
この2人、動きが早い早い!
「ちょっと止まって」「だめぇ」と言う事でこのボケボケ写真。
 
やさしいMさんだけが止まってくれました。
ちょっとわざとらしいですね(笑)
Tさんも、並べる物をどんどん運んできます。結構重いです。
今回は中川原さんを始め、美しい篭も、色々ございます。 
次回は製作が不可能になるかもという貴重なかごも。
さてこのがらんとした店内がどのように変化したか。 
是非ご覧になりにいらしてくださいね。 
日本の手仕事の力強さ、美しさを実感して頂けます。

久野R

中川原信一さん 筒カゴ

平成24年度の 日本手仕事優品展 出品作品のご紹介です。
12月製、太めのアケビ蔓でしっかり編まれ、がっちりと縁巻きがされている。
いつもの中川原さんのものより更に超した感のある堂々としたカゴ。

木曽曲物 小島貴幸氏 拭漆栗材小判型メンツ

平成24年度の 日本手仕事優品展 出品作品のご紹介です。
 
一般には檜を使うが、枯らした栗で曲げられた出来上がりのよい、
しかも木目が板目どりの風情がある弁当入れ。

姶良竹細工 尾崎利一さん 飾り縁買い物カゴ

平成24年度の 日本手仕事優品展 出品作品のご紹介です。
いつ廃業するのか気が気で無い尾崎利一さん。
頼んでおくとつくっていてくれることもあり、12月製。
竹ヒゴ(この地方では「ヘギ」という)が不足のため、
腰の部分に黄味がかかったヒゴを3本入れているのがかえって風情あり。
3本の柄をまとめてツヅラ蔓巻、この方法は30年前、私がアドバイスして出来たもの。

青森 岩木山 根曲竹買い物カゴ

平成24年度の 日本手仕事優品展 出品作品のご紹介です。
12月製、菱目が緻密でしっかり編まれた三上幸男さんがつくった逸品。

水俣湯の鶴 柏木芳雄さん 一斗ショウケ(米上げザル)

平成24年度の 日本手仕事優品展 出品作品のご紹介です。
昨年夏に竹細工の仕事を廃められた青物細工の名工・柏木芳雄さんが
3月最後につくった米上げショウケ。

有田 大日窯 5寸丸茶碗、4寸5分丸茶碗

平成24年度の 日本手仕事優品展 出品作品のご紹介です。
 
どちらの絵付けも見事。
しかも博志君のまだ慣れないロクロ挽きだが、
初々しい器物の上に母親のぎこちない絵が素朴さを呼び、
まるで古伊万里のような雰囲気を出している。

中井窯 坂本章作  8寸5分黒白染分皿

平成24年度の 日本手仕事優品展 出品作品のご紹介です。
青黒の染め分け皿があまりに知られるが、
染め分けの重なり部分がやや強調された感で、
これは私たちの方向ではない。
しかし黒と白の重なり合ったグレーの部分のにじみが自然で嫌みが無く、
デザイン化された皿でありながら個性を感じささせない、
平常無事な際立った皿に出来上がっている。

小石原焼 太田哲三 白刷毛目縁付8寸皿、飴釉刷毛目縁付8寸皿

平成24年度の 日本手仕事優品展 出品作品のご紹介です。
どちらも秋月野鳥の工房の登り窯で焼成したもの。
両方とも還元がかかり、よく焼け、
小石原らしい力強さによって刷毛の打った力を消し、
自然に任せたすばらしい皿になっている。
しかも軽い。

小鹿田焼 坂本浩二 黒釉トビカンナ6合壷

平成24年度の 日本手仕事優品展 出品作品のご紹介です。 
本来トビカンナは白化粧土を施して打つものであるが、
生地にトビカンナを施し黒釉のみで焼き上げたものは、
1番窯、2番窯の火前に置く破損前提でつくったもの。
しかし黒釉が窯変によってさび黒になって焼きの調子が良く、形がいい。
この写真だけで見れば大壺とみても同じ感動を覚える。


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