やちむん展から(絵付け編)
「やちむん展」には連日多くのお客様にいらしていただいています。
改めてやちむんの人気を実感します。
まだまだ店内はやちむん一色です。
新しい入荷もありますので、ぜひご覧にいらしてください。
さて、やちむんの魅力は様々です。形、絵付け、色など、、、
その中から、今回は絵付けをご紹介したいと思います。
しかし、やちむんの絵付けは実に多種多様で、なかなかご紹介しきれません。
ここでは代表的とも言える2つの模様をご紹介します。
まず、唐草模様。
大胆で力強く、いきいきと描かれます。
白化粧した地に、コバルト釉や呉須釉によって絵付けをする藍色の唐草が定番です。
(もちろん他にも飴や緑などもあります)
同じ唐草模様でも、無施釉の地に直接白土で描くものもあります。
いっちん(スポイトで描く技法)によるものや、筆で描くものなど。
ちなみにここまでご紹介した4枚は、全て異なる作り手によるものです。
同じ模様でも、作り手によって全く雰囲気が違います。
次に点打ち(てんうち)の模様です。
こちらも沖縄らしい大らかさと明るさが感じられる模様です。
収まり良く点が描かれていますが、動きを感じさせます。
焼成時の変化により、点の形が不均一になるのも面白いところです。
こちらも2人の作り手さんから、あえて同じ色の組み合わせを。
白化粧に絵付けされた飴・緑色から、三彩点打(さんさいてんうち)と呼ばれます。
冒頭でも述べたとおり、やちむんには実に多彩な模様があり、
さらに、同じ模様でも作り手によって違う表情を見せます。
ぜひ、店頭で色々と手にとってご覧になってください。
スタッフもご案内しますので、お気軽にお声がけください!
写真はホームページやインスタグラムでもご覧いただけますので
そちらもどうぞご覧ください。