仕入れ日記 沖縄・読谷山北窯 松田共司工房・宮城工房
「やちむん展」の仕入れの為に、沖縄読谷山北窯に行って参りました。
4月の沖縄は、時折もくもくと雲が現れるも晴れの日が続き、
涼しい風が心地よく吹いていました。
今回も沢山のやちむんが生まれていました。
共司さん自身が古典を意識して作ったという
・線彫り色差しのチューかー
・緑釉掛けや藍絵付けの渡名喜瓶
皿やマカイ、湯呑みなどの食器類も形良く美しいものを
1つ1つ手にとって選んできました。
特に皿は、表面の色合いが窯変で白化粧の地部分がチリチリと変化し、
色を乗せた部分の際が滲んだようになって、なんとも言えない味わい深さがあります。
松田共司さんです。ご自身でつくった蓋物を持ってもらいました。
共司さんらしい大らかな丸い曲線が魅力的です。
三彩点打も飴釉と緑釉が明るく美しい色です。
そして、写真に撮ることは出来ませんでしたが、宮城工房でも
・宮城さんがつくった力強い藍唐草の大皿
・今回久しぶりに絵付けをした鉄とオーグスヤーの幾何紋の皿類など
焼き上がりの良いものを選んできました。
今回の窯出しのものは、もやい工藝「やちむん展」に並びます。
どうぞ、ご期待ください。
「やちむん展」
4月21日(土)〜5月14日(月) ※火曜定休
AM10:00〜PM5:00